「カッサータ」と「ズコット」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも甘い食べ物のことですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「カッサータ」と「ズコット」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
カッサータの定義
「カッサータ」は広辞苑に記載がないため、レシピサイト等でで調べたところ、シチリアの伝統的なスイーツであることが分かりました。
「カッサータ」はリコッタチーズやホイップクリームに刻んだナッツやドライフルーツを混ぜ合わせて作られる洋菓子です。
伝統的に「カッサータ」は丸型ですが、長方形や正方形、箱型で作られることもあります。
また、果物の砂糖漬けやドライフルーツ、ナッツを混ぜたナポリタンアイスクリームのことを「カッサータ」と言う場合もあります。
その他、チーズの層をジェラートの層に変えて、アイスクリームケーキのようにアレンジされたものもあります。

ズコットの定義
「ズコット」も広辞苑に記載がなためレシピサイト等で調べたところ、丸いドーム型のセミフレッド(生クリームとカスタードクリームを用いた軽い食感の冷たいスイーツ)を用いたケーキであることが分かりました。
「ズコット」はイタリアのトスカーナ地方の都市フィレンツェでルネサンス期に誕生したケーキで、15~16世紀の兵士のドーム型金属製兜(ズッコット)、またカトリック教会の聖職者の半球形頭巾(カロッタ)のトスカーナ俗語での別名(ズッケット)から来ています。

つまり「カッサータ」と「ズコット」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- カッサータは「リコッタチーズやホイップクリームに刻んだナッツやドライフルーツを混ぜ合わせて作られる洋菓子」
- ズコットは「丸いドーム型で、生クリームやカスタードクリームを用いたケーキ」
となり、「カッサータ」はリコッタチーズなどにナッツやドライフルーツを混ぜ合わせた洋菓子であるのに対し、「ズコット」は丸いドーム型のセミフレッドを用いたケーキであることが分かりました。
他にもケーキや菓子の違いについてまとめています。
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