ツナ缶の「水煮」と「オイル漬け」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもマグロやカツオの缶詰ですが、水煮とオイル漬けのどちらを使用すべきか選び方に迷ってしまう人も多いかもしれません。
このページを読めばツナ缶の「水煮」と「オイル漬け」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
水煮の定義
味つけせずに水だけで煮ること。また、その煮たもの。薄い塩味で煮ることにもいう。
広辞苑 第七版 2808Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ツナ缶の水煮は「ノンオイル」などと書かれていることもある通り、油を使用せず水や野菜スープと共に保存されています。
中には油分を少しカットした「オイル入り水煮」もありますが、一般的に水煮と言うとノンオイルです。
ツナの水煮缶は油分が無いためヘルシーであっさりとしているため、みそ汁などの汁物やさっぱり食べたいサラダなどに適しています。
水煮はオイルを使用していないためにコクやパサつきが気になることがありますが、その場合は好きなオイルにあえて使用することで旨みが増し、しっとりとします。
オイル漬けの定義
「オイル漬け」は広辞苑に掲載が無いため、「油漬」で調べると
ニシン・イワシ・マグロなどの魚肉や、野菜・肉類を油脂に漬け込んだ加工食品。加熱するものとしないものがあり、加熱する場合も多くは油脂の中で行う。
広辞苑 第七版 77Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことでツナ缶のオイル漬けに使用されるオイルの種類は様々ですが、調味料のほとんどが油分のため高カロリーです。
そのため、油をきって使用したり、調理に他の油を使用せずにツナ缶の油分を活用することが出来ます。
油に付けていることでツナがしっとりとし、コクと旨みがあるのでパスタやサラダ、サンドイッチやおにぎりの具など多くの料理に使用されます。
つまりツナ缶の「水煮」と「オイル漬け」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 水煮は「オイルを使用せずに水や野菜スープで仕上げているため、低カロリーでさっぱりとしているがオイルに比べて旨みが少なくパサつく」
- オイル漬けは「漬けてある調味料のほとんどが油のため高カロリーだがコクと旨みがありしっとりとしている」
となり、使用している油が気になったり、ヘルシーにしたい場合には水煮、それ以外の場合にはオイル漬けがより美味しく頂けることが分かりました。
ツナとシーチキンの違いについてもまとめています。
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