「ミルクセーキ」と「シェイク」の違い、あなたは説明できますか?
シェイクはファストフード、ミルクセーキは昔懐かしい飲み物のイメージがありますが果たしてどのような違いがあるのでしょうか。
このページを読めば「ミルクセーキ」と「シェイク」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ミルクセーキの定義
(~shake)牛乳に卵黄・砂糖を加えて攪拌した飲物。香料・果物などを加えたものもある。また卵と砂糖の代りにアイス‐クリームを使うこともある。
広辞苑 第七版 2840Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ミルクセーキには牛乳・卵黄・砂糖にバニラエッセンスを加えて攪拌した液体のものと、卵黄と砂糖の代わりにアイスクリームを入れて撹拌した食べるタイプのものとがありますが、どちらもミルクセーキに変わりありません。
また、ミルクセーキは「milk shake」の表記ですので、そのまま読むと「ミルクシェイク」となり、直訳すると”牛乳を振り混ぜたもの”となります。
セーキはシェイクが日本語に訛った和製語だったのです。
ミルクセーキは昔ながらの喫茶店などで頂けるイメージですが、ミルクセーキは長崎県のご当地グルメとしても知られており、長崎県では「食べる」ミルクセーキがメジャーなようです。
シェイクの定義
広辞苑には「シェイク」ではなく「シェーク」で掲載がありました。
材料を振りまぜて作った飲み物。特に、アイス‐クリームを材料とするものをいう。
広辞苑 第七版 1244Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ファストフードでよくあるシェイクにはバニラやイチゴなど様々な味がありますが、これらも材料は牛乳や砂糖、卵黄などであり、それを撹拌させたものであるためミルクセーキの1つと言えます。
つまり「ミルクセーキ」と「シェイク」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ミルクセーキは「ミルクシェイクが訛ったもので、牛乳・卵黄・砂糖などを撹拌させた飲む対応のものと、アイスクリームを使用した食べるタイプがある」
- シェイクは「ミルクセーキの1つで、一般的にファストフードでよくあるのは飲むタイプのもの」
となります。
セーキとシェイクで全く別の飲み物ですが、英語にするとどちらもshakeであり、原料や作り方も同じであることが分かりました。
また、フラッペとフラペチーノの違いについてもこちらでまとめています。
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