「クリームチーズ」と「マスカルポーネ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも料理やデザートに使われていて、特に女性に人気のある食べ物ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「クリームチーズ」と「マスカルポーネ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
クリームチーズの定義
「クリームチーズ」を広辞苑で調べると、
ナチュラル‐チーズで、クリームまたはそれに牛乳を混ぜたものを原料とするもの。熟成させない。軟質で濃厚な味が特徴。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「クリームチーズ」はナチュラルチーズにクリームや牛乳を混ぜて作ったものであることが分かりました。
「クリームチーズ」は生乳を加熱殺菌し、クリームを加えて乳酸発酵させて固めます。熟成させずに、ホエイと呼ばれる水分を取り除いて完成です。
濃厚でクリーミーな味わいが特徴で、バターのように塗ったり、ヘラなどで練ってクリーム状にしてチーズケーキを作ったりとさまざまな食べ方があります。
マスカルポーネの定義
「マスカルポーネ」を広辞苑調べると、
チーズの一種。イタリアのロンバルディア州原産。生クリームのような濃厚な風味がある。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「マスカルポーネ」はイタリアで生まれたチーズであることが分かりました。
「マスカルポーネ」は生クリームを加熱し、クエン酸などを加えて固め、水分を濾して型に流し固めることで完成します。
とても柔らかい食感で、クセがないのが特徴です。ティラミスを作る際に使われます。
つまり「クリームチーズ」と「マスカルポーネ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- クリームチーズは「生乳にクリームを混ぜて作られるチーズで、濃厚で硬めのクリーム状の食感が特徴」
- マスカルポーネは「生乳に酸を加えて作られるチーズで、クセがなく柔らかいクリーム状の食感が特徴」
となり、「クリームチーズ」と「マスカルポーネ」は同じ生乳から作られるチーズですが、味わいや食感に違いがあることが分かりました。
ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いはこちらでまとめています。
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