「細切れ」と「切り落とし」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもスーパーのお肉のラベルなどによく記載されている言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「細切れ」と「切り落とし」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
細切れ(小間切れ)の定義
「細切れ(小間切れ)」を広辞苑で調べると、
こまかく切ったもの。切ったきれはし。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「細切れ」は細かく切ったものを指し、主に布やお肉などに使われる言葉であることがわかりました。
「細切れ」のお肉とは、部位などは不特定に細かく切られたお肉を集めてパック包装し、販売されているお肉のことを言います。
例えばラベルに「豚の細切れ肉」と表記がある場合は、そのお肉には豚のロースやバラ、モモなどの細切れ肉が混ざっている可能性があります。
「細切れ」のお肉には、部位について記載されていることが少なく、限定せずにいろいろ混ぜられることから比較的安価な値段で販売されています。
切り落としの定義
「切り落とし」をコツ自演で調べると、
肉・カステラなどの切り落とした半端な部分。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで「切り落とし」は主に肉やお菓子などの特定の部位が切り落とされた半端な部分を指す言葉であることがわかりました。
「切り落とし」のお肉の場合は、豚ロース切り落としや豚モモ切り落としなど部位の名前が記載されていることが多く、基本的には一箇所の部位のお肉が切られてパック包装し販売されています。
安い値段で節約したい人は細切れ肉、食べたい部位にこだわりがある人は「切り落とし」のお肉を購入するといいでしょう。
つまり「細切れ」と「切り落とし」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 細切れは「細かく切った布や肉を指し、肉の場合は様々な部位の肉が不特定に混ざっている」
- 切り落としは「主に肉や焼き菓子などに使用され、特定の部位を切り落としたものに使われる言葉」
となり、「細切れ」は細かく切られたものを示す言葉であるのに対し、「切り落とし」は主に特定された部位を切り落としたお肉などを示すことが分かりました。
焼肉とバーベキューの違いはこちらでまとめています。
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