「°(度)」と「℃(度C)」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも学校で習う記号ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「°(度)」と「℃(度C)」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
°(度)の定義
「°(度)」を広辞苑で調べると、
数で測られるもの。また、それを表示する目盛り。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
(ア)角度の単位。円周を360に等分し、その1単位の円周の中心角を1度という。
(イ)経度・緯度の単位。地球の円周の360分の1。
(ウ)温度の単位。
のように記号ではなく「度」としてまとめて掲載されていました。
他の関連サイト等も併せて調べると、「°(度)」は単位を表す記号の一つで、主に角度を示すときに使われることが分かりました。
角度は、円周を360°とした弧の中心に対する角度と定義されています。
また、ストップウォッチなどで時間を測る際に使用されることもあります。例えば8°10‘5“は8時間10分5秒の意味です。
℃(度C)の定義
「℃(度C)」は広辞苑で調べると、上記のようにまとめられているため、他の関連サイト等も併せて調べると、「℃(度C)」は温度を表す単位であることが分かりました。
「℃(度C)」のCは「Celsius(セルシウス)」の意味で、スウェーデンの天文学者であるセルシウスが水の氷点と沸点を100分割したところから定められました。
つまり「°(度)」と「℃(度C)」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- °(度)は「角度や時間を表す記号」
- ℃(度C)は「温度を表す単位であり、スウェーデンの天文学者であるセルシウスによって定められた」
となり、「°(度)」と「℃(度C)」は同じ読み方ですが意味は全く違っていることが分かりました。
ウイスキーとブランデーの違いはこちらでまとめています。
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