「ショップ」と「ストア」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもお店を表す言葉ですが、薬局は”ドラッグストア”とは言いますが”ドラッグショップ”とは言いません。
このように「ショップ」と「ストア」には意味の違いや使い分けの決まりはあるのでしょうか。
このページを読めば「ショップ」と「ストア」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ショップの定義
「ショップ」を広辞苑で調べると、
商店。小売店。
広辞苑 第七版 1474Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、「ショップ」は商店や小売店を表すことが分かりました。
例えば、ケーキ屋さんは「ケーキショップ」、コーヒー屋さんは「コーヒーショップ」、お花屋さんは「フラワーショップ」と言い、ストアとは言いません。
このように「ショップ」とつくお店は商品を棚に並べているだけでなく、ケーキを作ったりコーヒーを淹れたり、花束を作ったりなどのように、販売以外の「製造」や「加工」、「接客等のサービスの提供」をしているという特徴があります。
またケーキや花といった一つの種類に特化している専門店であることがわかります。
ストアの定義
「ストア」を広辞苑で調べると、
店。商店。
広辞苑 第七版 1573Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、ストアは販売に特化した店を指すことが分かりました。
確かにドラッグストアやコンビニ(コンビニエンスストア)などでは棚に陳列してある商品を客がセルフで手に取り、従業員との接点は会計くらいです。
このように「ストア」はデパートなどの大きい店や、陳列して販売するだけの店を指します。
つまり「ショップ」と「ストア」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ショップは「専門的な小売店で、製造やサービスを伴う店」
- ストアは「薬局やコンビニ、スーパーなどのように陳列して販売する店」
となり、同じ「店」を表す2つの単語ですが、微妙に違うニュアンスを持つことが分かりました。
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