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プラスチック食器とメラミン食器の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

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「プラスチック食器」と「メラミン食器」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも軽くて割れにくく、子どもがいる家庭で重宝される食器ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「プラスチック食器」と「メラミン食器」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

プラスチック食器の定義

「プラスチック食器」は広辞苑に掲載されていないため「プラスチック」で調べると、

(ギリシア語のplastikos(塑造の)に由来)可塑性物質。特に、合成樹脂またはその成型品。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「プラスチック」は合成樹脂で作られたものであることが分かりました。

「プラスチック食器」は軽くて小さい子どもでも扱いやすいことから、子ども用の食器として使っている人も多いです。

「プラスチック」は熱を加えると溶ける性質を持っていることから、加工されているものは除いて電子レンジが使えないものもあります。

メラミン食器の定義

「メラミン食器」は広辞苑に掲載されていないため「メラミン」で調べると、

分子式CN(NH トリアジンの水素原子3個をアミノ基で置換したもの。尿素とアンモニアから合成される。無色の結晶。弱塩基性。メラミン樹脂の原料。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「メラミン」はメラミン樹脂の原料であることが分かりました。

次に「メラミン樹脂」を広辞苑で調べると、

(melamine resin)合成樹脂の一つ。メラミンとホルムアルデヒドの重縮合によって製造される熱硬化性樹脂。尿素樹脂に似るが、表面硬度が大きく耐熱性・不燃性なので耐熱化粧板・接着剤・塗料・織物加工などに使用。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「メラミン樹脂」は合成樹脂のひとつで、熱で固まる性質を持っており、硬く、耐熱性・不燃性を持つものであることが分かりました。

「メラミン食器」は硬くて丈夫で熱にも強いため、とても扱いやすく、学校給食など大量の食器を扱う場面などで重宝されています。

また、プラスチック食器と違って油汚れが落ちやすいのも人気の秘訣です。

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つまり「プラスチック食器」と「メラミン食器」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • プラスチック食器は「合成樹脂で作られた食器で、軽くて丈夫だが熱に弱い性質を持つ」
  • メラミン食器は「プラスチックの一種で、合成樹脂であるメラミン樹脂で作られた食器で硬くて丈夫で熱にも強い性質を持つ」

となり、「プラスチック食器」と「メラミン食器」は同じ合成樹脂の食器ですが、硬さや耐熱性に少し違いがあることが分かりました。

ホーロー鍋とステンレス鍋の違いはこちらでまとめています。

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