「互換品」と「偽物」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも物の性質を表す言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「互換品」と「偽物」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
互換品の定義
「互換品」は広辞苑に記載がなため「互換」を広辞苑で調べると、
たがいにとりかえること。また、とりかえがきくこと。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「互換品」は互いに取り替えることができる性質のものを指すことが分かりました。
正規のメーカーが製造している製品を純正品とよび、その純正品の代替えとして他の企業が制作し問題なく使える製品の事を「互換品」と呼びます。例えば、インクジェットプリンターのインクカートリッジ、自動車の部品、カメラの部品、家電のフィルターなどは「互換品」が販売されています。
「互換品」は純正品より安く、替えが利くため重宝されています。
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偽物の定義
「偽物」を広辞苑で調べると、
似せてつくったもの。偽造品。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「偽物」は本物に似せて作った物を指すことが分かりました。
「偽物」は物だけではなく、企業のショッピングサイトやブランドの通販サイトを装ったような偽サイトなどもあります。昨今では、ネットで買い物することが主流であり偽サイトで注文してしまい商品が届かないといったトラブルが増加しています。
また、ブランド品に似せた偽物は、見た目は本物によく似ていても裁縫が雑であったり、刻印が異なるなどの違いがあるほか、偽物の販売や譲渡は法律で禁止される違法行為です。
つまり「互換品」と「偽物」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 互換品は「互いに取り替えることができる物のこと」
- 偽物は「本物のように見せかけて作った物のこと」
となり、「互換品」は取り替えがきく物のことであるのに対し、「偽物」は本物に見せかけて作った物のことであることが分かりました。
「フェイクファーとエコファーの違い」についてもまとめています。
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