「ワッペン」と「アップリケ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも服やバッグに縫い付ける小さな飾りですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ワッペン」と「アップリケ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ワッペンの定義
「ワッペン」を広辞苑で調べると、
(紋章の意)衣服の胸・腕、帽子などにつける。また、これに模して作った紙・ビニール製の玩具。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ワッペン」は布や皮などの素材で作られた小さな飾りだということが分かりました。
ワッペンはドイツ語で「紋章」を意味し、家柄や所属、階級などを表すために使われていました。
現在では、スポーツチームなどの所属や組織における階級などを表すのに使われるほか、個性を表現するのに様々なデザインのワッペンが制作されています。


アップリケの定義
「アップリケ」を広辞苑で調べると、
地布の上に装飾として別布をのせ、縫い付けたり貼り付けたりする手芸。編地・レース・革などを用いることもある。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アップリケ」は布やレースなどを使って別の布に縫い付けたり接着したりする手法だということが分かりました。
アップリケを用いると、普段使っている衣類やバッグなどを自分だけのオリジナルアイテムに変えることができます。
ワッペンとアップリケは同じ意味で使われることも多いですが、ワッペンはモノを指すのに対し、アップリケは技法を指すという違いがあります。
そのため「アップリケで作ったワッペン」という表現もできます。

つまり「ワッペン」と「アップリケ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ワッペンは「布や皮などの素材で作られた小さな飾り」
- アップリケは「別の布を切り取って別の布に縫い付ける手法」
となり、「ワッペン」は完成された小さな飾りであるのに対し、「アップリケ」は別の布を切り取って縫い付ける手法であることが分かりました。
ベルベットとベロアの違いはこちらでまとめています。
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