「ポット」と「ケトル」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも水を温める電化製品ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ポット」と「ケトル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ポットの定義
「ポット」を広辞苑で調べると、
注ぎ口のついた壺。また、湯わかし。魔法瓶。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ポット」は注ぎ口のついた湯沸かし器、ということがわかりました。
具体的には、電気ヒーターを備えた電気ポットや、温水を一時的に保存しておく魔法瓶、ティーポットの様に、お湯の注ぎ口と蓋、取っ手を備えた容器などです。
種類は様々ですが、ポットとは、温かい飲み物を入れておくための容器の総称です。
日本でポットと呼ぶ場合は、内容量が多い容器を指すことが一般的です。
ちなみに、魔法瓶とは、保温性を高めるために内瓶と外瓶の二重構造になっているポットのことで、保温能力の高さから、電気ポットなどにも応用されています。


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ケトルの定義
「ケトル」を広辞苑で調べると、
やかん。湯沸かし。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ケトル」は湯沸かし用のやかん、ということがわかりました。
やかんは、中に水を入れ、火にかけるなどしてお湯を沸かす道具ですが、英語ではケトルと呼びます。
日本では、一般的に「ケトル」といえば、電気を使って水を沸かす電気ケトルのことを指します。
通常、ケトルは必要な分だけ湯を沸かして使用することが目的のため、内容量が少ないことが多く、ポットに比べ保温力が低いなどの特徴があります。


つまり「ポット」と「ケトル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ポットは「温かい飲み物を入れておくための容器の総称」
- ケトルは「電気を使って水を沸かすやかん」
となり、「ポット」は温かい飲み物を入れる容器で、「ケトル」はお湯を沸かすやかんであることがわかりました。
ミキサーとブレンダーの違いについてもまとめています。
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