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ベルベットとベロアの違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

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「ベルベット」と「ベロア」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも光沢のあるなめらかな手触りの布生地ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ベルベット」と「ベロア」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

ベルベットの定義

「ベルベット」を広辞苑で調べると「ビロード」と掲載がありました。
続いて、「ビロード」を広辞苑で調べると、

もと西洋から舶来したパイル織物の一つ。経たてまたは緯よこに針金を織り込み、織り上げたあと抜き取るとき、輪奈わなを切り放って毛を立たせたもの。
絹製のを本天・本ビロードといい、毛房がやや長くて光沢に富み、ショール・マント・袋物などに用いるのをシール天という。ベルベット。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「ベルベット」は毛足の長いパイルの織物だということが分かりました。

ポルトガル語では「ビロード」、和名は「天鵞絨(てんがじゅう)」と呼ばれています。

ベルベット(ビロード)は)上品な光沢があり、柔らかい手触りをしています。

皇室の馬車、国会の椅子、ジュエリーケースの中敷きなど、フォーマルな場面で使われることが多いです。

ベロアの定義

「ベロア」を広辞苑で調べると、

梳毛糸そもうしと紡毛糸とを交織にし毳けば立てた織物。毛足が長く光沢に富む。コートなどに用いる。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「ベロア」は毛足の長いパイルの編物だということが分かりました。

「ベロア」は光沢があり、なめらかな肌触りをしています。

ベルベットに比べて生地に厚みと伸縮性があり、どちらかというとカジュアルな場面で使用されることが多いです。

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つまり「ベルベット」と「ベロア」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • ベルベットは「光沢のある、毛足の長いパイル織物」
  • ベロアは「光沢と伸縮性のある、毛足の長いパイル編物」

となり、「ベルベット」は伸縮性のない織物であるのに対し、「ベロア」は伸縮性のある編物であることが分かりました。

リネンと麻の違いについてもまとめています。

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