「ジューサー」と「スロージューサー」の違い、あなたは理解していますか?
美意識の高い人が使っているイメージのある「スロージューサー」ですが、普通の「ジューサー」との違いは何なのでしょうか。
このページを読めば「ジューサー」と「スロージューサー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ジューサーの定義
果物・野菜などをすりつぶし、しぼってジュースを作る電気器具。
広辞苑 第七版 1376Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ジューサーは水や牛乳などの水分を入れなくても、果物や野菜の繊維と水分を分離してくれるため果汁100%のジュースが作れます。
また、低速ジューサーに対して一般的なジューサーは「高速ジューサー」と呼び分けられます。
高速回転のカッターで細かく切削していくため、繊維質の多い硬い食材も得意とされています。
しかし、水分のみを抽出するため、出来上がる量は少なく、また野菜や果物の繊維がカスとして残るためゴミが出て「もったいない」のが欠点でもあります。
スロージューサーの定義
スロージューサーは広辞苑に掲載がないので「スロー」を調べてみると
遅いさま。
広辞苑 第七版 1592Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで「低速のジューサー」を指すことが分かりました。
更に詳しくメーカーの商品ページなどをでリサーチしたところ、低速ジューサーは「低速回転のスクリューで材料を圧縮しながらすりつぶしてジュースを作る」ことが分かりました。
水分の多いやわらかい食材が得意で葉物野菜などもしっかりと水分を絞り出せること、ゆっくり回転することで、空気が入りにくく食材を酸化させずに栄養素や酵素が多く残る点が特長です。
しかし、スロージューサーは一般的なジューサーに比べて高価なのが欠点でもあります。
つまり「ジューサー」と「スロージューサー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ジューサーは「高速回転のカッターで果物や野菜をすりつぶしてしぼってジュースを作る電気器具」
- スロージューサーは「低速回転のスクリューで材料を圧縮しながらすりつぶしてジュースを作ることで、食材が酸化せずに栄養素や酵素が残る」
となります。
同じ果物から作るジュースでも低速でじわじわと圧縮しながら水分を絞り出すことで、酸化が防げ、栄養や酵素もとれるジュースになることが分かりました。
高価ではありますが、健康や美に対して意識の高い人がスロージューサーを使用する理由が分かります。
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