「ヘアオイル」と「ヘアセラム」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも髪に使用する美容品ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ヘアオイル」と「ヘアセラム」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ヘアオイルの定義
「ヘアオイル」は広辞苑に記載がないため、「髪油(かみあぶら)」を広辞苑で調べると、
頭髪につけて色艶をよくし、髪かたちを整える油。すきあぶら・びんつけあぶら・伽羅きゃら油・水油・ポマードなど。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ヘアオイル」は髪形を整える化粧品、ということがわかりました。
ヘアオイルは日本でも古くから使用され、「ぴんつけ油」や「伽羅油」などと呼ばれていました。
時代劇などで目にする、日本髪(女性の髪形)を結う際に必要な整髪料として、欠かせないものです。
現代では、髪形を整えるだけでなく、髪に栄養やツヤを与え香りをつけるなど、多様な目的で使用されます。
ヘアセラムの定義
「ヘアセラム」は広辞苑に掲載がないため複数の商品を調べたところ、ヘアケアを目的とした髪の美容液、ということがわかりました。
「セラム」は、美容や化粧品の分野で用いられる用語で、美容液の一種を指します。
ヘアセラムは、髪に栄養を与えることを目的としており、髪のダメージを修復するための栄養素や、成分が凝縮されているのが特徴です。
あくまでも、サプリメントに近い商品であるため、髪を外の刺激から保護する効果はありません。
つまり「ヘアオイル」と「ヘアセラム」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ヘアオイルは「髪形を整える化粧品」
- ヘアセラムは「髪のダメージを修復するための美容液」
となり、「ヘアオイル」は髪に香りやツヤを付与する整髪料、「ヘアセラム」は髪の美容液、であることがわかりました。
縮毛矯正とストレートパーマの違いはこちらでまとめています。
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