「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも髪をストレートにするための手法ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
縮毛矯正の定義
縮毛矯正は広辞苑に掲載が無いためまずは「縮毛」を広辞苑で調べると、
波状に収縮した細いちぢれ毛。
広辞苑 第七版 1395Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「縮毛矯正」は本人が生まれ持ったちぢれ毛をほぼ完全に直毛の状態に固定する美容技術の1つであることが分かりました。
縮毛矯正はストレートパーマでは効果が薄い、生まれ持った縮毛が重度の方を対象とした美容技術であり、その分髪へのダメージはストレートパーマより大きいようです。
また、注意事項として縮毛矯正後24~48時間の間に髪を洗ったり、ヘアゴムでまとめるなどを行うと、効果が薄れたり、不自然な癖がつくことが挙げられます。
ストレートパーマの定義
「ストレートパーマ」を広辞苑で調べると、
くせのある頭髪をまっすぐに伸ばすためのパーマ。
広辞苑 第七版 1574 Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ストレートパーマ」は軽いくせ毛をまっすぐに伸ばすためのパーマの1種ということが分かりました。
ストレートパーマは、パーマの技術で扱う化学反応を利用して、ストレートスタイルにするための技術の呼び名であり、パーマ技術の1種であるため、最後にパーマという名前がついています。
また、ストレートパーマは縮毛矯正に比べて安価で対応が可能なため、カットやブローと組み合わせて美容室で依頼することも多く、髪へのダメージも縮毛矯正と比べると軽いのが一般的です。
つまり「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 縮毛矯正は「ちぢれた毛をまっすぐにする技術で、地毛に強い癖がある方が対象となり、施術価格は高めで髪へのダメージが大きい」
- ストレートパーマは「地毛に軽い癖がある方やパーマ落としをしたい方が対象で、施術価格は低めで髪へのダメージが小さい」
となり、地毛の癖の強さで使い分けが必要な施術です。
縮毛矯正が良いかストレートパーマが良いかは、髪の癖の強さや、どんな髪型にしたいか等によって分かれるため、事前にスタイリストの方としっかり相談の上、メリット・デメリットを確認してから施術を行うのが良いでしょう。
「ヘアカラーと白髪染めの違い」や「美容室と理容室の違い」についてもまとめています。
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