普通のヘアカラーと白髪染めの違い、あなたは説明できますか?
白髪を染めるのが白髪染めですが、黒髪を染めるカラーリングとの違いを明確に答えられる人は多くないはず。
このページを読めば「普通のヘアカラー」と「白髪染め」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
普通のヘアカラーの定義
まず初めに「ヘアカラー」を広辞苑で調べてみると、
(和製語hair colo(u)r)髪に着色すること。また、それに用いる毛染め剤。
広辞苑 第七版 2623Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、黒髪でも白髪でも髪を染めることやその毛染め剤のことを「ヘアカラー」と言います。
続いて通常のカラー剤について美容室のサイト等でリサーチしたところ、通常のカラー剤と白髪のカラー剤は成分や染める原理は同じでも薬剤の配合が異なり、黒髪から明るい色に染める場合のカラー剤は、メラニン色素のある髪を明るくする「ブリーチ力」が高く、反対に着色するための「染毛力」が低いのが特長であることが分かりました。
白髪染めの定義
白髪を黒色などに染めること。また、その薬剤。
広辞苑 第七版 1479Pより [発行所:株式会社岩波書店]
さらに使用する薬剤について美容室のサイト等でリサーチしたところ、白髪染め用のカラー剤は染料を多く含み、「染毛力」が高いことが分かりました。
また、明るい髪色を黒くするための「黒染め」と違い、黒髪と白髪が混ざった髪もしっかり染めることが出来るのが特長です。
つまり「普通のヘアカラー」と「白髪染め」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 普通のヘアカラーは「ブリーチ力が高く、染毛力が低い」
- 白髪染めは「染毛力が高く、黒髪と白髪が混ざった髪もしっかり染まる」
となります。
成分は同じでも配合を変えることでよりキレイに染まるように工夫されていることが分かりました。
ハイライトとローライトの違いはこちらです。
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