「ガスコンロ」と「カセットコンロ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもガスを使って火を起こす装置ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ガスコンロ」と「カセットコンロ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ガスコンロの定義
「ガスコンロ」を広辞苑で調べると、
ガスを燃料とする焜炉。ガスレンジ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ガスコンロ」はガスを燃料とするコンロであることがわかりました。
プロパンガスや都市ガスを使用する据え置きタイプのものが一般的です。
火力の調節が簡単で、炒め物などの高温を必要とする調理から煮物などの弱火を長時間用いる調理にまで、幅広く用いることが可能です。

カセットコンロの定義
「カセットコンロ」は広辞苑に掲載がないためインターネットで調べると、卓上用カートリッジガスコンロと同じものを指し、液化石油ガスが封入されたボンベをセットして火をつける装置であることが分かりました。
日本で初めて開発されたカセットコンロは、「ホースがなく持ち運びに便利」というコンセプトのもと販売されました。
当時はカセットコンロ用のカセットボンベがメーカーによって異なり、使用できる組み合わせが限られていましたが、震災をきっかけとして、カセットボンベの形が1種類に統一されました。
ボンベ内のガスが劣化することはほとんどありませんが、保管環境や期間によりカセットボンベそのものが劣化することがあるため、ボンベが錆びていたり購入から10年以上経過しているものは、使用を控えた方がいいとされています。

つまり「ガスコンロ」と「カセットコンロ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ガスコンロは「据え置きタイプで、プロパンガスや都市ガスを使用」
- カセットコンロは「持ち運びができ、液化石油ガスが封入されたボンベを使用」
となり、「ガスコンロ」は持ち運びはできないが火力の調整が容易であるのに対し、「カセットコンロ」はあまり火力は出ないものの持ち運べてどこでも使えるということが分かりました。
「オーブンとグリルの違い」や「IHとRHの違い」についてもまとめています。
コメント