「おまけ」と「付録」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもメインのものに追加でついてくるものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「おまけ」と「付録」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
おまけの定義
「おまけ」を広辞苑で調べると、
値引きしたり、品物を添えたりすること。また、その品物。 その上に何か付け加えること。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「おまけ」は物を買った人に対してサービスとして値引きをしたり、何かを付け加えたりするということがわかりました。
お菓子や飲み物についているおまけの場合、おまけの中身が見えないようになっていると、商品を買うまで何がもらえるかわからないという楽しみ方もできます。
また、おまけに希少価値がある場合は、コレクターの間で商品本体よりも高い価格で取引されることがあります。高額なものでは数百万円で売買されているおまけもあります。
付録の定義
「付録」を広辞苑で調べると、
書籍・新聞・雑誌に添えてある紙面または冊子その他のもの。おまけ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「付録」は書籍や雑誌についてくるおまけの物品であることがわかりました。
付録の種類は、メインとなるものによって傾向が異なります。
例えば女性誌だと幅広い年代が使用できるカバンやポーチ、小物などがついていることが多いです。
一方結婚雑誌では、オリジナルの婚姻届けや新生活に必要なグッズなどが人気です。
出版社は書籍や雑誌を読む層に合わせて、購買意欲を高めるような付録をつけています。
kodomoe(コドモエ) 2022年 6 月号(付録【1】ノラネコぐんだん保冷BAG【2】別冊24P絵本「ホットプレート よ~いどん! 」(さいとうしのぶ) とじこみ付録 ノラネコぐんだんしりとりカード)
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つまり「おまけ」と「付録」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- おまけは「物を買った人に対してサービスとして値引きをしたり、何かを付け加えたりすること」
- 付録は「書籍や雑誌についてくるおまけの物品」
となり、「おまけ」は商品を買った人を喜ばせる意味があるのに対し、「付録」はおまけの一部ですが、商品の購買層の購買意欲を高める意味があるということがわかりました。
景品と賞品の違いはこちらです。
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