「タンス」と「チェスト」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも衣類や小物などを収納する家具ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「タンス」と「チェスト」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
タンスの定義
「タンス」を広辞苑で調べると、
衣服・小道具などを整理・保管するのに用いる家具の総称。多く木材で作り、引出しや開き戸を付ける。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「タンス」は衣服や小道具などを保管する家具の総称で、木材でできたものが多く、引き出しや扉がついていることが分かりました。
「タンス」は漢字で「箪笥」と書きます。日本では昔から畳の部屋に桐などでできた「タンス」を置き、そこに衣服などを整理して収納していました。
チェストの定義
「チェスト」を広辞苑で調べると、
大型でふたつきの収納箱。また、整理だんす。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「チェスト」は大型でふたがついた収納箱のことであることが分かりました。
「チェスト」は英語で「chest」と表記し、日本語で「タンス」の意味です。
「チェスト」はヨーロッパが発祥の家具で、4本の脚がついた収納箱です。おしゃれな見た目でアンティークが好きな人にはたまらない家具です。
また、脚がなくても洋風なデザインの収納箱を「チェスト」と呼びます。
つまり「タンス」と「チェスト」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- タンスは「日本発祥の家具で、木製で引き出しや扉がついた大きな収納箱である」
- チェストは「ヨーロッパ発祥の家具で、脚がついていたり引き出しや扉がついた収納箱である」
となり、「タンス」と「チェスト」は引き出しや扉がついた収納箱である点は同じですが、発祥の国が違うのでデザインにも少し違いがあることが分かりました。
カーテンの一級遮光と完全遮光の違いはこちらでまとめています。
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