「クッキングペーパー」と「キッチンペーパー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも料理をするときに使用するロール状の紙ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「クッキングペーパー」と「キッチンペーパー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
クッキングペーパーの定義
「クッキングペーパー」は「クッキング」と「ペーパー」に分解できます。
「クッキング」を広辞苑で調べると、
料理。料理法。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことなので、「クッキングペーパー」は直訳すると、料理をするときに使用する紙ということになります。
さらに実際の商品を見てみると、「クッキングペーパー」は破れにくい厚手の不織布であり、水分や油分を吸収したり、食材を包んだりと様々な用途で使用できることがわかりました。
熱に強いので、ろ過フィルターや落し蓋としても使用することができます。
キッチンペーパーの定義
広辞苑では「キッチンペーパー」ではなく、「キッチンタオル」で掲載がありました。
台所で水を拭くことなどに使う紙。キッチン‐ペーパー。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「キッチンペーパー」は「キッチンタオル」とも言われる台所で使用する紙であることが分かりました。
さらに実際の商品を見てみると、「キッチンペーパー」はエンボス加工された薄手の紙で、水分や油分を吸収するのに適していることがわかりました。
水に濡らしても丈夫なため、衛生的な使い捨ての布巾として使用されることもあります。
つまり「クッキングペーパー」と「キッチンペーパー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- クッキングペーパーは「丈夫な厚手の不織布で、調理過程で拭いたり包んだりかぶせたりして使用できる」
- キッチンペーパーは「エンボス加工された薄手の紙で、さっと拭き取るのに使用する」
となり、「クッキングペーパー」は調理道具の一部として様々な用途で使用されるのに対し、「キッチンペーパー」は吸収力に優れ、水や油をふき取るのに使用されることが分かりました。
キッチンハイターと衣料用ハイターの違いについてもまとめています。
コメント