「ミキサー」と「ブレンダー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも食材を細かく攪拌したり、水分と合わせて液状にする調理器具ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ミキサー」と「ブレンダー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ミキサーの定義
「ミキサー」を広辞苑で調べると、
果実・野菜などをくだいてジュースを作る電気器具。
広辞苑 第七版 2799Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、「ミキサー」はジュース(甘い飲料だけでなく、野菜などのしぼり汁や液汁)を作る機械であることが分かりました。
実際には野菜や果物などの食材を細かく砕き、液体と混ぜることでドロドロにしてくれるため、スープやドレッシング、ケーキの材料を混ぜ合わせる際や離乳食づくりなどジュース作り以外にも活躍するキッチン家電です。
また「ミキサー」という名は和製英語であり、英語で「ミキサー(mixer)」というと電動の泡だて器を指します。
確かに日本でも「ハンドミキサー」といえば卵白や生クリームを泡立てる際に使用する電動泡だて器のことを指します。
ブレンダーの定義
「ブレンダー」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等でリサーチしたところ、ブレンダー=ミキサーであることが分かりました。
日本でジュースやスープを作る際に用いられる食材を攪拌する「ミキサー」は、英語だと「ブレンダー」になるからです。
つまり、ブレンダーというと鍋の中などに直接入れて攪拌できるハンディタイプが想像されますが、置き型のものでもブレンダーとなります。
つまり「ミキサー」と「ブレンダー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ミキサーは「和製英語で、ジュースやスープを作る際に野菜や果物を攪拌して粉末や液状にする調理器具のこと」
- ブレンダーは「英語でミキサーのこと」
となり、両者は同一のものであることが分かりました。
また、鍋の中で直接攪拌できる「ハンディブレンダー」が人気のため、ブレンダー=ハンディの印象が強いですが、実際には置き型であってもブレンダーとなります。
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