「ちんすこう」と「ショートブレッド」の違い、あなたは説明できますか?
ちんすこうとショートブレッドは色や形状が似ているほか、どちらもサクサク、ホロホロとした触感が特徴の焼き菓子です。
このページを読めば「ちんすこう」と「ショートブレッド」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ちんすこうの定義
「ちんすこう」を広辞苑で調べると、カタカナの「チンスコー」で掲載がありました。
(多く「ちんすこう」と書く)小麦粉に砂糖やラードを混ぜて焼き固めた、沖縄県の郷土菓子。
広辞苑 第七版 1924Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、ホロホロと解けるような食感が特徴の「ちんすこう」は沖縄県の郷土菓子であることが分かりました。
ちんすこうに使われる油分には、一般的な焼き菓子で使用するバターではなく豚の脂肪からとったラードを使用するのが特徴で、砂糖の代わりに沖縄名産の「黒糖」を使用することもあります。
また、石垣の塩や紅芋、パイナップル、黒糖などの沖縄らしい味のほか、チョコレートでコーティングしたものなど様々な味の種類があります。
ショートブレッドの定義
「ショートブレッド」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等でリサーチしたところ、スコットランドの伝統的な焼き菓子であることが分かりました。
「ショートブレッド」の「ショート(short)」には「サクサク、ホロホロする」という意味があり、「ブレッド(bread)」は「焼き菓子」を指します。
ショートブレッドは小麦粉・砂糖・バターが基本の材料で、これにナッツやチョコチップなどを加えてアレンジすることが出来ます。
つまり「ちんすこう」と「ショートブレッド」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ちんすこうは「沖縄の郷土菓子で、小麦粉・砂糖・ラードから作られる」
- ショートブレッドは「スコットランド発祥の焼き菓子で、小麦粉・砂糖・バターから作られる」
となり、大きな違いは使用する「油分」であることが分かりました。
また、どちらも卵を使用しないという特徴があります。
他にもケーキや菓子の違いについてまとめています。
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