「ダッチオーブン」と「鍋」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも蓋つきの調理器具ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ダッチオーブン」と「鍋」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ダッチオーブンの定義
「ダッチオーブン」を広辞苑で調べると、
鋳鉄製の蓋付き厚手鍋。密閉性が高く、蓋の上に炭をのせて上下から加熱すると、オーブンのような調理ができる。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ダッチオーブン」はオーブンのような調理ができる厚手鍋であることがわかりました。
一般的に「ダッチオーブン」と呼ばれるものは、分厚い金属製の蓋が付いた鍋で、蓋に炭火を載せられるようにしたものを指します。
ダッチオーブンは鍋として利用できる他に、蓋の上に炭火を載せることで、オーブンとしても使用できる点が特徴です。
またダッチオーブンは、アメリカ合衆国で伝統的に用いられてきた調理器具の一つで、炭火を利用したローストチキンやピザ、パンなどの調理に適しています。
近年では、キャンプなどのレジャーシーンで使用されることが多い傾向にあります。

鍋の定義
「鍋」を広辞苑で調べると、
食物を煮たりいためたりする器。金属製または石製・陶製で、底が比較的浅く口が開き、蓋・把手・つるなどを付ける。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「鍋」は食物を煮たりいためたりする器、ということがわかりました。
一般的に、鍋は蓋と取っ手が付いた、加熱用調理器具の総称で、金属製、陶器製、ほうろう製など、さまざまな種類があります。
また「鍋」は調理器具の名称以外にも、鍋料理や煮物料理など、鍋で調理した料理を略して「鍋」と呼ぶ場合があります。

つまり「ダッチオーブン」と「鍋」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ダッチオーブンは「オーブンのような調理ができる厚手鍋」
- 鍋は「食物を煮たりいためたりする器」
となり、「ダッチオーブン」は蓋の上に炭火を載せられる分厚い金属製の鍋で、「鍋」は蓋と取っ手が付いた加熱用調理器具の総称、であることがわかりました。
キムチ鍋とチゲ鍋とスンドゥブの違いはこちらでまとめています。
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