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陶器と磁器の違い。定義・意味・使い方は?広辞苑より。

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「陶器」と「磁器」の違い、あなたは説明できますか?

どちらも器や花瓶などに用いられる焼物ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「陶器」と「磁器」の違いがわかります。

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広辞苑より

広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。

陶器の定義

「陶器」を広辞苑で調べると、

①土器のさらに進歩した焼物で、素地(キジ)が十分焼き締まらず吸水性があり、不透明で、その上に光沢のある釉薬(ウワグスリ)を用いたもの。粟田焼・薩摩焼の類。つちもの。
②陶磁器の総称。やきもの。せともの。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「陶器」は素地が十分に焼き締まらず、吸水性のある不透明の焼物であることが分かりました。

「陶器」は益子焼、粟田焼、薩摩焼が代表的なものとして挙げられます。粘土で器などの形を作り、1100℃〜1300℃の窯で焼き上げます。焼きあがると土の色味が出て、厚みがあるのが特徴です。

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磁器の定義

「磁器」を広辞苑で調べると、

素地(キジ)がよく焼き締まってガラス化し、吸水性のない純白透明性の焼物。有田焼の類。いしやき。いしもの。

広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]

とのことで、「磁器」は素地がよく焼き締まってガラス化した吸水性のない純白透明の焼物であることが分かりました。

「磁器」は有田焼などが代表的なものとして挙げられます。「陶器」よりもガラス質を多く含んだ粘土で形を作り1300℃の窯で焼き上げます。

ガラス質を多く含むために素地は白く、薄くて強く割れにくいのが特徴です。焼きあがったものに色付けをするものが多いです。

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つまり「陶器」と「磁器」の違いは?

つまりそれぞれの違いは

  • 陶器は「土の色味が出ているのが特徴の器。吸水性があり、厚みがある」
  • 磁器は「素地にガラス質を多く含んだもの。吸水性がなく薄くても強度があるのが特徴で、白いため色付けされることが多い」

となり、「陶器」と「磁器」はどちらも日本を代表する焼物であり、大切にしていきたい伝統技術であることが分かりました。

小皿と豆皿の違いはこちらでまとめています。

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