「家具」と「インテリア」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも家で生活する上では欠かせないものですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「家具」と「インテリア」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
家具の定義
「家具」を広辞苑で調べると、
日常の衣食住のための道具類。たんす・机・いすなど。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「家具」は家の中に備え置いて利用する比較的大型の道具類を指すことが分かりました。
家具の代表的なものには、タンス・棚などの収納家具、机・椅子・ベッドなどの空間創造家具が挙げられます。
また、家具の材料は依然として木製が多いですが、その他に低価格帯の製品で合板・木質ボード・集成材などが多く見られ、近年では金属製や天然樹脂製も多くなっています。
インテリアの定義
「インテリア」を広辞苑で調べると、
(内部の意)室内意匠。室内調度品。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「インテリア」は室内の装飾やそれに付随する照明、装飾家具を指すことが分かりました。
インテリアの代表的なものには、カーテン・カーペット・壁紙などの内装材、窓・照明器具・システムキッチンなどの設置関連が挙げられ、今回比較している家具もこの中に入ります。
ちなみに、インテリアを英語にすると“内面”を意味し、日本語にすると“室内装飾品”という意味になります。
また、インテリアは装飾品そのものを指すというよりは、それによって飾られた室内空間を指す概念が強い語です。
つまり「家具」と「インテリア」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 家具は「家の中に備え置いて利用する道具の一つ」
- インテリアは「室内の装飾を主な目的とした道具もしくは空間」
となり、「家具」は衣食住のための道具であるのに対し、「インテリア」は室内の装飾を目的とした道具であることが分かりました。
他にも「タンスとチェスト」や「ラックとシェルフ」など家具の違いに関する記事をまとめています。
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