「マグカップ」と「コーヒーカップ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも温かい飲み物をいれる、取っ手付きの器ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「マグカップ」と「コーヒーカップ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
マグカップの定義
「マグカップ」を広辞苑で調べると、
円筒形で把手とっての付いた大型の洋茶碗。マグ。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「マグカップ」は円筒形で取っ手のついた大型のカップであることがわかりました。
マグカップはソーサー(受け皿)がないのも特徴です。
マグカップというのは和製英語であり、英語ではマグカップはmugといい、マグだけでカップの意味があります。日本ではマグだけでカップを想像しにくいので、マグカップと呼ぶようになったようです。
コーヒーカップの定義
「コーヒーカップ」を広辞苑で調べると、
コーヒーを飲むときに用いる茶碗。上辺の開きが少なく、取っ手のついた洋風茶碗。
とのことで、「コーヒーカップ」は、コーヒーを入れるための、上辺の開きの少ない、取っ手のついたカップあることがわかりました。
コーヒーは低い温度で入れるので、冷めにくいようにカップは上部が開いていない形になっているのが特長です。また、厚みは厚いものが多いです。
さらに、コーヒーの香りが飛んでしまわないように上部が開いていない形になっているともいわれています。
つまり「マグカップ」と「コーヒーカップ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- マグカップは「取っ手のついた、円筒形の大きめのカップ」
- コーヒーカップは「コーヒーを入れる、取っ手のついた上辺の開きが少ないカップ」
となり、両者の違いは、何を入れるかと、形と大きさであることが分かりました。
ティーカップとコーヒーカップの違いはこちらでまとめています。
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