「生姜」と「新生姜」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもスーパーで売られている香味野菜ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「生姜」と「新生姜」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
生姜の定義
「生姜」を広辞苑で調べると、
ショウガ科の多年草。原産地は熱帯アジアとされ、世界で広く栽培、日本へも古く中国から伝わった。地下茎は横走して数個の塊をなし、黄色で辛味があり、食用・香辛料、また健胃剤・鎮嘔剤とする。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「生姜」はショウガ科の多年草で、黄色で辛味があり、食用、香辛料などとして使われる野菜であることが分かりました。
「生姜」は春に植えたものを秋頃収穫し、その後しばらく貯蔵してから出荷されます。
「生姜」に含まれる辛味成分は、血流を良くして体を温める効果があるため冷え性の人におすすめの食材です。冬は特に生姜湯などにして飲むとより効果が得られます。
新生姜の定義
「新生姜」を広辞苑で調べると、
7月頃に掘った、まだ若い根生姜。味噌をつけるなどして生食する。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「新生姜」は若い根生姜であることが分かりました。
「新生姜」は春に植えたものを7月ごろに収穫したものです。
辛味が少なく水分が多いのが特徴で、甘酢漬けにするほか、そのままでも美味しく食べられます。
つまり「生姜」と「新生姜」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 生姜は「黄色で辛味があり、香辛料などとして用いられる食材。秋に収穫されたのち、しばらく貯蔵されてから出荷される」
- 新生姜は「夏に収穫されてすぐに出荷される若い根生姜で、辛味が少なく生食に向いている」
となり、「生姜」と「新生姜」は同じ生姜ですが収穫時期に違いがあることが分かりました。
一味唐辛子と七味唐辛子の違いはこちらでまとめています。
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