北海道に住んでいる私にはなじみ深いジンギスカン。
ジンギスカンを買おうとすると「ラム」と書かれているものもあれば「マトン」と記載があるものも…
「ラム」と「マトン」の違いについて気になったので早速調べてみました。
このページを読めば「ラム」と「マトン」、また聞きなじみのない「ホゲット」も含めた違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ラムの定義
子羊(多くは生後1年未満のもの)。また、その肉や毛。
広辞苑 第七版 3061Pより [発行所:株式会社岩波書店]
ラムは生後1年未満の子羊を指すようです。
またそのお肉は食べると匂いやクセが比較的少ないのも特徴です。
マトンの定義
羊毛生産後に食用とする羊の肉。主に雌を使う。
広辞苑 第七版 2772Pより [発行所:株式会社岩波書店]
広辞苑には記載がありませんでしたが、日本でのマトンは生後2〜7年程度の羊肉を指すことが多いようです。
ラムに比べると匂いやクセが若干強くなります。
ホゲットの定義
ホゲットは広辞苑に記載はありませんでした。
ホゲットは「ラム」と「マトン」の中間にあたるもので、「1年以上2年未満」の羊を指すようです。
「ホゲット」という言葉は聞きなじみがないのですが、ジンギスカンで有名な「松尾ジンギスカン」でも「ホゲット」という表記で販売しているものがありました。このお肉は「生後16か月~17カ月」とのことです。
つまりラムとマトンとホゲットの違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ラムは「1年未満の子羊肉」
- マトンは「2年~7年程度の羊肉」
- ホゲットは「ラムとマトンの中間にあたる1年以上2年未満の羊肉」
となります。
それぞれ羊の年齢によって呼び方を変えているようですね。
また年齢を数えるのが難しい場合は永久歯の数で判断することもあるようです。
永久歯がない場合は「ラム」、1本は「ホゲット」、2本以上は「マトン」と言った具合です。
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