「シール」と「ステッカー」と「ラベル」の違い、あなたは理解していますか?
どれも裏面がペタペタしていて「貼り付けるもの」という認識がありますが、明確な違いを理解している人はあまりいないかもしれません。
このページを読めば「シール」と「ステッカー」と「ラベル」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
シールの定義
絵や文字などが印刷された、裏に糊の付いた紙片。
広辞苑 第七版 1242Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、裏面に糊のついた紙やプラスチックフィルムなどのことを「シール」と呼ぶことが分かりました。
基本的にシールは雨や雪で濡れたり等への耐久性が無く、屋内で使用されるものとなります。
ステッカーの定義
糊で貼りつける、印刷してある小さな紙。特に、宣伝用貼紙。
広辞苑 第七版 1571Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ステッカーは宣伝用としてお店や車、スーツケースに貼るなど屋外で貼られていることが多いです。
そのため、ステッカーには雨や風にも耐性のあるインクが使われているなど防水使用になっているものがほとんどです。
ラベルの定義
目印のための貼り紙。付箋。レッテル。レーベル。
広辞苑 第七版 3060Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ラベルは商品や宅配の荷物に貼っているなど、ラベル自体に原材料名や賞味期限等の「情報」が乗っています。
裏面が糊付けされているものや、ペットボトルのラベルのように巻き付けてあるものなど様々です。
つまり「シール」と「ステッカー」と「ラベル」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- シールは「裏面が糊付けされた紙やフィルムのことで、室内で使用するため防水加工がされていない」
- ステッカーは「宣伝用など屋外で使用することが多いため、雨風等に耐性のあるインクが使用されている」
- ラベルは「商品や宅配便などに貼られている情報が記載されたもので、ペットボトルのラベルの様に糊付けされていないものも含む」
となり、インクの耐久性や使用用途等に明確な違いがあることが分かりました。
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