ムートンとシープスキンの違い、あなたは説明できますか?
どちらも最初に浮かぶのはモコモコのブーツですが、その違いを明確に答えられる人は少ないはず。
このページを読めば「ムートン」と「シープスキン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ムートンの定義
羊の毛皮。また、羊皮。シープスキン。
広辞苑 第七版 2845Pより [発行所:株式会社岩波書店]
さらに詳しくWikipedia等でリサーチしたところ、ムートンはフランス語で「羊の毛皮」を指すことが分かりました。
確かにムートンブーツやムートン手袋などは、皮だけでなくモコモコの毛が付いており、防寒に優れています。
シープスキンの定義
羊の皮。また、そのなめし革。革製本・服飾などに用いる。
広辞苑 第七版 1241Pより [発行所:株式会社岩波書店]
ムートンがフランス語であるのに対し、シープスキンは英語です。
また、毛皮ではなく毛と脂を除いた「なめし革」を指します。
しかし実際には羊毛付きのもこもこのブーツなども「シープスキン」として販売されていることが多いです。
つまり「ムートン」と「シープスキン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ムートンは「羊の毛皮や皮」
- シープスキンは「羊の毛皮から毛と脂を取り除いた”なめし革”」
となります。
どちらも羊の毛皮商品を指すことが多いですが、本来シープスキンには毛がありません。
コメント