地鶏と国産鶏肉の違い、あなたは説明できますか?
地鶏が高級品なのは分かりますが、国産鶏との違いを答えられる人は少ないかもしれません。
このページを読めば「地鶏」と「国産鶏肉」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
地鶏の定義
「地鶏」を広辞苑で調べると、
古くから各地で飼われている鶏の在来種。岐阜地鶏・三重地鶏・土佐地鶏・岩手地鶏は天然記念物
広辞苑 第七版 1317Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、さらに詳しくWikipedia等でリサーチしたところ、地鶏は「その地方に元々ある在来種を改良したもので、飼育期間や飼育環境などの定義を満たしたもの」であることが分かりました。
通常スーパーで売られている「国産若鶏」よりも飼育期間が長く、高価な地鶏は種類により様々な特質がありますが、どれも肉質が良く旨みが強いのが特徴です。
国産鶏肉の定義
まず「国産」について広辞苑で調べてみると、
自国で産出すること。また、その産物。
広辞苑 第七版 1030Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「国産鶏肉」は輸入品ではない日本国内で生産された鶏肉のことを指すことが分かりました。
実際にスーパーなどで目にするものには「国産若鶏」などの表記が多いですが、これらは短期間で出荷するために品種改良された食肉用となります。
つまり「地鶏」と「国産鶏肉」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 地鶏は「在来種であることや飼育期間・環境の規定を満たしたもの」
- 国産鶏肉は「食肉用として短期間で出荷できるように改良されたもの」
となります。
地鶏は厳しい定義があり、数も少ないため高価なのが分かります。
鶏の胸肉とささみ、hen(ヘン)とchicken(チキン)の違いなどについてもまとめています。
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