普段何気なく食べている「生ハム」や「プロシュート」。
「生ハムの別称をプロシュートって言うのでは?」という人もいますが、実は2つには明確な違いがあります。

このページを読めば「生ハム」と「プロシュート」の明確な違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
生ハムの定義
塩漬にした豚のもも肉を乾燥させながら熟成させた、加熱していないハム。燻製する場合もある。
広辞苑 第七版 2186Pより [発行所:株式会社岩波書店]
広辞苑には「燻製する場合もある」と表記されていますが、日本の飲食店等では生ハムは「燻製したもの」を指すようです。

プロシュートの定義
イタリアのハム。同国北部のパルマとサン‐ダニエーレの生ハムが有名。プロシュット。
広辞苑 第七版 2609Pより [発行所:株式会社岩波書店]
プロシュートは「プロシュット」とも言うんですね、初めて知りました。
またプロシュートは「燻製していないもの」を指します。

つまり生ハムとプロシュートの違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 生ハムは「乾燥・熟成・燻製したお肉」
- プロシュートは「乾燥・熟成したお肉」
となります。
「燻製している = 生ハム」「燻製していない = プロシュート」という明確な違いがあります。
これは日本だけの基準だけではなく、イタリアでも燻製しているハムは「プロシュート」とは呼ばないようです。
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