「チョコレート」と「ショコラ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもカカオを原料とする甘いお菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「チョコレート」と「ショコラ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
チョコレートの定義
「チョコレート」を広辞苑で調べると、
カカオの種子を煎って砕いてペースト状にしたものをベースに、カカオ脂・砂糖・香料などを加えて練り固めた菓子。また、これを水や牛乳で溶かした飲料。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「チョコレート」はカカオ・砂糖・香料などから作られたお菓子や飲み物を指すことが分かりました。
チョコレートは英語で「chocolate」と書きます。紀元前2000年ごろから主に中央アメリカにおいてカカオの栽培が始まり、アメリカ先住民族の間で嗜好品や薬として用いられていました。その後15世紀ごろからヨーロッパに広まり、砂糖を混ぜた嗜好品として発展しました。

ショコラの定義
「ショコラ」を広辞苑で調べると、
チョコレートに同じ
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ショコラ」はチョコレートと同じ意味であることが分かりました。
ショコラはフランス語で「chocolat」と書きます。
「ショコラ」という言葉を含むお菓子には「ガトーショコラ」や「フォンダンショコラ」がありますが、ガトーはフランス語でケーキを意味する言葉なので、ガトーショコラを英語でいいかえるとチョコレートケーキということになります。
なお、ヨーロッパではチョコレートでデザートやお菓子を作る職人を「ショコラティエ」と呼びます。

つまり「チョコレート」と「ショコラ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- チョコレートは「英語で、カカオ・砂糖・香料などから作られたお菓子や飲み物のこと」
- ショコラは「フランス語で、チョコレートのこと」
となり、「チョコレート」と「ショコラ」は言語が異なるだけでどちらも同じものを指していることがわかりました。
生チョコとトリュフの違いについてもまとめています。
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