「ソーセージ」と「サルシッチャ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも見た目はソーセージで同じもののように見えますが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ソーセージ」と「サルシッチャ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ソーセージの定義
「ソーセージ」を広辞苑で調べると、
牛・豚・羊の腸などに各種の調製した挽肉を詰め、乾燥・湯煮・燻製等した保存食品。血液・内臓・穀物・野菜・香辛料などを混ぜたものなど、種類が多い。腸詰。
広辞苑 第七版 1703Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ソーセージ」は牛や豚などの肉をミンチにして香辛料などで味付けをしたものを腸詰めにして加熱した食べ物の総称であることが分かりました。
世界各国でそれぞれのソーセージが存在し、昔から人々に親しまれています。
日本では1892年頃に初めて腸詰めの製法がなされたとされていますが、詳しいことは分かっていません。
サルシッチャの定義
「サルシッチャ」を広辞苑で調べると、
腸詰。ソーセージ。
広辞苑 第七版 1202Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ソーセージと同様のものであることが分かりました。
さらに詳しくWikipedia等でリサーチしたところ、「サルシッチャ」は豚肉のミンチをハーブなどの香辛料と混ぜて腸に詰めたものであることが分かりました。
「ソーセージ」と同じように感じますが、大きな違いは「ソーセージ」が加熱しているもの、「サルシッチャ」は生の状態のものだということです。
「サルシッチャ」はイタリアの食べ物ですが、イタリアでは「サルシッチャ」を生のまま食べることもあるようです。
「ソーセージ」のように焼いたりボイルして食べたり、腸から出してほぐしてパスタなどに混ぜて食べるのもおすすめの食べ方です。
つまり「ソーセージ」と「サルシッチャ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ソーセージは「ひき肉に香辛料で味を付けて腸に詰め、加熱した食べ物」
- サルシッチャ」は「ひき肉に香辛料で味を付けて腸に詰めた生の状態のもの」
となり、「ソーセージ」はひき肉の腸詰めを加熱したものであるのに対し、「サルシッチャ」は加熱前のソーセージであることが分かりました。
ソーセージとウィンナーの違いはこちらでまとめています。
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