「インスタントラーメン」と「カップラーメン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもラーメンが食べたいときにサッと作って食べられる手軽な食べ物ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「インスタントラーメン」と「カップラーメン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
インスタントラーメンの定義
「インスタントラーメン」を広辞苑で調べると、
乾燥させた麺に湯をかけたり、煮たりするだけで食べられるラーメン。
広辞苑 第七版 229Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「インスタントラーメン」は乾麺にお湯をかけたり、お湯で煮て食べるラーメンであることが分かりました。
「インスタントラーメン」は安藤百福という今の日清食品の創始者によって開発されました。
1958年に最初の「インスタントラーメン」である「チキンラーメン」が発売されると、お湯をかけて2分(現在は3分)待つだけで食べられるという手軽さから「魔法のラーメン」と呼ばれ大ヒットしました。

カップラーメンの定義
「カップラーメン」は広辞苑に掲載されていないので「カップ麺」で調べると、
カップ型の容器に詰めたインスタント食品の麺。熱湯を注ぐだけで食べられる。スナック麺。
広辞苑 第七版 581Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「カップラーメン」はカップに入った乾麺にお湯を注いで食べるラーメンであることが分かりました。
「カップラーメン」は即席麺をそのまま食器として使える容器に入れ、別途かやくなどが入った小袋が付いていることもあります。
「カップラーメン」は「インスタントラーメン」と同様、安藤百福が1971年に「カップヌードル」を発売したのがはじまりです。

つまり「インスタントラーメン」と「カップラーメン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- インスタントラーメンは「乾麺にお湯をかけたり、お湯で煮て作る即席麺」
- カップラーメンは「カップの容器に入った乾麺にお湯を注いで作る即席麺でインスタントラーメンの一種」
となり、「インスタントラーメン」は袋に入った即席麺であるのに対し、「カップラーメン」は容器に入った即席麺であることが分かりました。
ラーメンとタンメンと中華そばの違いはこちらでまとめています。
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