「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも夏が来ると無性に食べたくなるメニューですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
冷やし中華の定義
「冷やし中華」を広辞苑で調べると、「冷し中華」で掲載がありました。
ゆでてから冷やした中華そばの上に、錦糸卵や、生野菜・焼豚などの千切りをのせ、酢・醤油・砂糖・ゴマ油などを合わせたたれをかけた料理。涼拌麺(リャンバンミエン)。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「冷やし中華」は茹でて冷ました中華そばの上に錦糸卵や野菜などをトッピングしてたれをかけた食べ物であることが分かりました。
「冷やし中華」は夏の定番麺料理として日本中で食べられています。
各家庭で食べることもありますが、中華料理屋などでは夏が近づいてくると「冷やし中華」ののれんを出したりと客を引き寄せています。
冷やしラーメンの定義
「冷やしラーメン」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等で調べると、「冷やしラーメン」は山形県の郷土料理であることが分かりました。
山形県では「冷やしラーメン」は昔から県民に親しまれている食べ物のひとつです。
見た目は通常のラーメンと同じで、たっぷりの醤油味の冷たいスープに麺と具材が入っています。
しかし、実際にはスーパーで売られている冷やし中華の商品名が「冷やしラーメン」であることも多く、特に北海道などでは「冷やしラーメン」を頼むと冷やし中華が出てくることが多くあります。
つまり「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 冷やし中華は「冷たい中華麺に錦糸卵や野菜などの具材を乗せ、たれをかけて食べる麺料理」
- 冷やしラーメンは「山形県の郷土料理のひとつ。普通のラーメンと変わらない見た目で、スープや麺などが冷たい食べ物」
となり、「冷やし中華」は冷たい中華麺に具材とたれをかけたものであるのに対し、「冷やしラーメン」は山形県の郷土料理で冷たいラーメンであることが分かりました。
ラーメンとタンメンと中華そばの違いはこちらでまとめています。
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