「アイシングクッキー」と「ヨーチビスケット」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもカラフルな色の砂糖でデコレーションされたクッキーですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「アイシングクッキー」と「ヨーチビスケット」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
アイシングクッキーの定義
「アイシングクッキー」は広辞苑に掲載されていないため、「アイシング」で調べると、
菓子などの砂糖ごろも。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アイシングクッキー」はクッキーに砂糖の衣をトッピングしたものであることが分かりました。
「アイシング」は砂糖に卵白などを混ぜ、好きな色の着色料で色をつけます。
水を加えるなどしてアイシングの硬さを調節し、クッキーにトッピングして最後にしっかりと乾燥させれば「アイシングクッキー」の完成です。
「アイシングクッキー」は工夫次第でさまざまなデザインのクッキーを作ることができます。
ヨーチビスケットの定義
「ヨーチビスケット」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等でリサーチしたところ、「ヨーチビスケット」はビスケットをカラフルな砂糖でコーティングしたお菓子であることが分かりました。
「ヨーチビスケット」はもともとイギリスの「キンダーガーデンビスケット」が由来となっています。
これを「幼稚園ビスケット」と訳し、「幼稚園」を「ヨーチ」と呼ぶようになったことで「ヨーチビスケット」と定着しました。
「ヨーチビスケット」は一つのビスケットに一色のみでべた塗りされているため量産できるという利点がありますが、「アイシングクッキー」のような細かいデコレーションはできません。
つまり「アイシングクッキー」と「ヨーチビスケット」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- アイシングクッキーは「色付けした砂糖のペーストでクッキーをデコレーションしたもので、工夫次第でさまざまなデザインが可能」
- ヨーチビスケットは「色付けした砂糖のペーストをビスケットに塗ったもので、ビスケット1枚につき一色しか付けないため量産が可能」
となり、「アイシングクッキー」はクッキーをカラフルな砂糖でデコレーションしたものであるのに対し、「ヨーチビスケット」はカラフルな砂糖をビスケットにべた塗りしたものであることが分かりました。
ビスケット・クッキー・サブレ・クラッカーの違いはこちらでまとめています。
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