普段何気なく食べている「クッキー」や「ビスケット」。
でもクッキーやビスケットの違いを聞かれても、明確に答えられる人は少ないはず…
このページを読めば「ビスケット」「クッキー」「サブレ」「クラッカー」の明確な違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ビスケットの定義
小麦粉に砂糖・バター・牛乳・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼いた薄く小形の洋菓子。
広辞苑 第七版 2456Pより [発行所:株式会社岩波書店]
クッキーの定義
ビスケットに類する洋菓子。ビスケットより脂肪分が多いものをいう。
広辞苑 第七版 841Pより [発行所:株式会社岩波書店]
サブレの定義
(フランスの町の名から)小麦粉・バター・卵黄・砂糖などを混ぜて焼いた、さくさくした口当りのクッキー。
広辞苑 第七版 1192Pより [発行所:株式会社岩波書店]
なお広辞苑によると「サブレ」ではなく、正しくは「サブレー」のようです。
クラッカーの定義
堅焼きにした薄くて砕けやすい塩味のビスケット。
広辞苑 第七版 861Pより [発行所:株式会社岩波書店]
つまりクッキー・ビスケット・サブレ・クラッカーの違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ビスケットは「砂糖・バター・牛乳・ベーキングパウダーを混ぜて焼いた洋菓子の総称」
- クッキーは「脂肪分多めのビスケット」
- サブレは「さくさくなクッキー」
- クラッカーは「薄くて砕けやすい塩味のビスケット」
となります。
ビスケットが他の3種類を包括する言葉のため、すべてを「ビスケット」と呼んでも間違いではありません。
ただ日本では海外と比べて独自の定義があり、クッキーの場合「糖分+脂肪分が40%以上のもの」などがあるようです。
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