「赤福」と「お福餅」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもあんこを使用したお菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「赤福」と「お福餅」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
赤福の定義
「赤福」を広辞苑で調べると、「赤福餅」で掲載がありました。
伊勢名物のあんころ餅。小豆漉餡こしあんを使用、上部に指で押さえた型がある。
広辞苑 第七版 より [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「赤福」は伊勢名物のあんころ餅であることがわかりました。
「赤福」は日本の伝統的な和菓子であり、およそ300年前に誕生したとされています。
お餅をこしあんで包んだシンプルな和菓子ですが、その独特な形が特徴です。
伊勢名物として知られ、お土産に購入されるのが一般的です。
つまり「赤福」とは、お餅に上にこしあんをのせた伝統的な和菓子といえます。
お福餅の定義
「お福餅」は広辞苑に記載がないため実際の商品ページ等でリサーチしたところ、三重県伊勢市二見町の株式会社御福餅本家が製造販売する餅菓子であることが分かりました。
「お福餅」は、お餅をこしあんで包んで作る和菓子です。
外見は「赤福」とよく似ており材料も同じため、一見すると見分けが付きません。
味に若干の違いはありますが、明確な違いはパッケージと販売会社です。
「お福餅」の販売会社は株式会社御福餅本家で、「赤福」の販売会社は株式会社赤福です。
つまり「お福餅」とは、株式会社御福餅本家が販売する和菓子の商品名といえます。
つまり「赤福」と「お福餅」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 赤福は「伊勢名物のあんころ餅」
- お福餅は「株式会社御福餅本家が製造販売する餅菓子」
となり、「赤福」はお餅に上にこしあんをのせた伝統的な和菓子で、「お福餅」株式会社御福餅本家が販売する和菓子の商品名であることがわかりました。
あんこ餅とあんころ餅と大福餅の違いはこちらでまとめています。
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