「おにぎり」と「おむすび」の違い、あなたは説明できますか?
コンビニなどでも「おにぎり」の名で売られていることの多い握り飯ですが、おにぎりとおむすびに何か違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「おにぎり」と「おむすび」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
おにぎりの定義
にぎりめし。おむすび。
広辞苑 第七版 432Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、おにぎり、にぎりめし、おむすびの3つは同じものを指していることが分かりました。
しかし、更に詳しくその呼び名についてWikipedia等でリサーチしたところ、以前は地域により呼び方に差があったものの現在は全国で「おにぎり」呼びが圧倒的に多いことが分かりました。
三角や俵型、海苔の有無などで呼び分けられているという説が多くあるが、明確な答えはなく、実際には具材や形、海苔の有無にかかわらずお米を握ったものは統一して「おにぎり」と呼ばれます。
また、おにぎりは「お」が付くことからも「にぎりめし」や「にぎり」などの丁寧語となり、丁寧な言い方で浸透しています。
おむすびの定義
握り飯のこと。
広辞苑 第七版 443Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、おむすび=握り飯=おにぎりとどれも同じものを表しますが、最近では「おにぎり」呼びが一般的になり、おむすびは昔話の「おむすびころりん」くらいでしか耳にすることがないかもしれません。
また、おむすびは三角型に限定するとする説などがありますが実際には正確な決まりはありません。
つまり「おにぎり」と「おむすび」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- おにぎりは「おむすびや握り飯と同様のもので、具材・形・海苔の有無などにかかわらずお米を握ったものの総称」
- おむすびは「最近は”おにぎり”呼びが圧倒的だが、おにぎりと同じもの」
とのことで、おにぎりとおむすびの呼び分けには諸説ありますが、正確な決まりや区別はなくどちらも同じものを指すことが分かりました。
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