「ガトーショコラ」と「ブラウニー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもチョコレートを使用した似たような焼き菓子ですが、明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「ガトーショコラ」と「ブラウニー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ガトーショコラの定義
ガトーショコラは広辞苑に掲載が無いため、「ガトー」を調べると
菓子。ケーキ。
広辞苑 第七版 585Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ガトーショコラはその名の通りフランス語で「チョコレートケーキ」となります。
更に詳しく製菓店のサイト等でリサーチしたところ、ガトーショコラはメレンゲを使用するためふんわりとした仕上がりになることが分かりました。
また、小麦粉はわずかでたっぷりのチョコレートを使用するため、濃厚でしっとりとした食感になります。
具材を混ぜたりすることなく、仕上げに粉糖をかけたり、ホイップクリームを添えて頂くのが一般的です。
ブラウニーの定義
小麦粉の生地に、ココア-パウダー・チョコレート・ナッツなどを加え、平たく四角形に焼いたアメリカ発祥の菓子。
広辞苑 第七版 2589Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ブラウニーはアメリカ発祥のチョコレートの焼き菓子であることが分かりました。
ブラウニーは卵白を泡立てたりせず、生地と卵を一緒に混ぜるためケーキのようにふわふわ膨らむことはありません。
また、小麦粉を混ぜることでさっくりとした食感になり、さらにクルミなどを混ぜて焼くことが多いため様々な食感が楽しめます。
つまり「ガトーショコラ」と「ブラウニー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ガトーショコラは「フランス発祥のチョコレートケーキで、たっぷりのチョコレートとメレンゲを使用するため濃厚でふんわりとした食感になる」
- ブラウニーは「ナッツなどを混ぜたアメリカ発祥のチョコレートの焼き菓子で、レシピにもよるがガトーショコラよりもパクパクと食べられるさっくりとした食感」
となり、使用する材料は似ているものの、メレンゲの有無や小麦粉の量によって大きく仕上がりや食感が異なることが分かりました。
卵白をしっかりと泡立てる必要やがあるガトーショコラに比べて、混ぜて焼くだけのブラウニーの方がとっかかりやすいかもしれません。
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