今川焼と大判焼きの違い、あなたは説明できますか?
呼び方の違いでは?と思っている人は多いはず。
このページを読めば「今川焼」と「大判焼き」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
今川焼の定義
銅板に銅の輪型をのせ、水で溶いた小麦粉を注ぎ、中に餡あんを入れて焼いた菓子。江戸神田今川橋辺の店で製し始めた。今は輪の代りに多数の円形のくぼみをもつ銅の焼型を用いる。
広辞苑 第七版 207Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とあります。
この手の菓子はおやき・回転焼き・太鼓まん・二重焼き等々各地で呼び名が異なりますが、発祥は「今川焼」のようで、他の呼び名は広辞苑にも記載がありません。
カスタードクリームや白餡、豆乳クリーム等のバリエーションが豊富ですが主流はあんこです。
大判焼きの定義
「大判焼き」は広辞苑に掲載がないためWikipedia等でリサーチしたところ、「大判焼き」は大型サイズのあんこが入った菓子として全国に広まったが、サイズが小さくても「大判焼き」と呼ばれ続けていることが分かりました。
全国的には今川焼やおやきなどの名称よりも「大判焼き」が一般的な呼び名となっています。
つまり「今川焼」と「大判焼き」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 今川焼は「水で溶いた小麦粉を注ぎ、中に餡を入れて焼いた菓子」
- 大判焼きは「あんこが入った大型サイズの菓子だが、現在は大きさに関係なく大判焼きと呼ばれている」
となります。
本来は「今川焼」より大きいサイズの菓子を「大判焼き」と呼んでいましたが、現在は「今川焼 = 大判焼き」として使われていることが一般的なようです。
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