鶏の「胸肉」と「ささみ」の違い、あなたは理解していますか?
鶏の胸肉とささみは形は違うものの、どちらも淡白な肉質です。
このページを読めば「胸肉」と「ささみ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
胸肉の定義
胸肉は広辞苑に掲載が無いため「鶏肉」を広辞苑で調べたところ、図の掲載がありました。
まさに鶏の胸部分が「胸肉」となります。
脂肪が少なくパサパサした印象のある胸肉ですが、高たんぱく高脂質でダイエットやボディメイクに励む人の欠かせない栄養源としても知られています。
また、日本では胸肉はもも肉より人気が無く低価格なため、胸肉なら国産鶏肉を安く買えるというメリットがあります。
ささみの定義
(笹の葉の形をしているからいう)鶏の胸奥部にある肉。
広辞苑 第七版 1169Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ささみは「笹身」と書くことが分かりました。
さらに詳しくWikipedia等でリサーチしたところ、鶏のささみは「胸肉の一部で、胸肉の上質な部位」であり、1羽から2本しか取れないために胸肉より高値であることが分かりました。
また、胸肉よりも低脂質・高たんぱくでパサパサした食感ですが、肉質は柔らかいため離乳食や高齢者の食事にも重宝します。
冷めても美味しく頂けるため、割いてサラダなどにも使用されます。
つまり鶏肉の「胸肉」と「ささみ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 胸肉は「鶏の胸部分の肉で低脂質・高たんぱくでパサパサするが、低価格が魅力」
- ささみは「胸肉の上質な部位で、胸肉より脂肪が少なく、1羽から2本しか取れないために胸肉より高値」
となり、ささみも胸肉の一部であることが分かりました。
どちらも低脂質・高たんぱくな食材ですが、ささみの方がより低脂質で、少量であることから高値で販売されています。
地鶏と国産鶏肉の違いについてもまとめています。
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