「キャンディ」と「ドロップ」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも甘くて子どもに大人気の飴菓子ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「キャンディ」と「ドロップ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
キャンディの定義
「キャンディ」を広辞苑で調べると、「キャンデー」で掲載されていました。
(キャンディーとも)砂糖を煮詰めて作った飴菓子。ボンボン・ドロップ・キャラメル・ヌガーなどの総称。糖菓。
広辞苑 第七版 741Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「キャンディ」には飴以外の砂糖菓子も含まれていることがわかりました。
また、キャンディは140~160度の高温で加熱し硬く作られた「ハードキャンディ」と、100~125度の低温で加熱し柔らかく作られた「ソフトキャンディ」に分けられます。
・ハードキャンディ:ドロップ、バタースコッチ、タフィ等
・ソフトキャンディ:ボンボン、キャラメル、ヌガー、マシュマロ等
ドロップの定義
「ドロップ」を広辞苑で調べると、
砂糖に香料を加えて固め種々の形に作った西洋風の飴。
広辞苑 第七版 2140Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ドロップ」は砂糖を固めて作った西洋風の飴であることが分かりました。
ドロップはキャンディの一種でハードキャンディに分類されます。
日本でドロップと言えばサクマ式ドロップスが有名ですが、飴の歴史を遡ると、古くは日本書紀に登場し、当時の飴は神様への供物であり、貴重なものとされていました。
そして江戸時代以降、砂糖が手に入りやすくなり、全国的にお菓子として定着するようになりました。
つまり「キャンディ」と「ドロップ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- キャンディは「砂糖を煮詰めて作ったお菓子で、製法によりハードキャンディとソフトキャンディに分類される」
- ドロップは「砂糖から作った飴で、ハードキャンディの一種」
となり、「キャンディ」は砂糖を煮詰めたお菓子の総称で、その中の一つが「ドロップ」であるということが分かりました。
普通のガムと風船ガムの違いについてもまとめています。
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