チャーハンとピラフの違い、あなたは説明できますか?
チャーハンは濃い味の中華、ピラフは薄味の洋風ご飯のイメージがありますが…
このページを読めば「チャーハン」と「ピラフ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
チャーハンの定義
(中国語)中国料理。米飯を油でいため、肉・卵・野菜などを混ぜあわせたもの。やきめし。
広辞苑 第七版 1878Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、チャーハンは炊いたご飯を油と具材、調味料で炒めたものを指します。
炒めることで水分が飛び、なお且つたっぷりの油でご飯がコーティングされるためパラパラとした仕上がりになります。
ピラフの定義
(もとペルシア語)米と玉葱たまねぎのみじん切りを油脂で炒め、出し汁と肉・野菜などを加えて炊いた中近東起源の米料理。
広辞苑 第七版 2504Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ピラフは生米と具材を炒めたものにスープを吸わせて炊き上げたもので、炊き込みご飯のようにしっとりとした仕上がりになります。
つまり「チャーハン」と「ピラフ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- チャーハンは「炊いた米を油や具材と炒めたもの」
- ピラフは「生米と具材を炒め、スープで炊いたもの」
となり、生米から作るか炊いたご飯を使うかが大きな違いとなります。
味付けは同じでも工程が全く違うため、出来上がりの食感も異なる全く別の料理になります。
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