生乳と牛乳の違い、あなたは説明できますか?
そもそも「生乳」って「せいにゅう」って読むの?「なまちち?」という疑問を持つ方もいることでしょう。
このページを読めば「生乳」と「牛乳」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
生乳の定義
まずは広辞苑で生乳(せいにゅう)で調べてみます。
せい-にゅう【生乳】搾ったままで、加熱殺菌などの処理をしていない牛や山羊やぎなどの乳。
広辞苑 第七版 1615Pより [発行所:株式会社岩波書店]
次に生乳(なまちち)で調べてみます。
なま-ちち【生乳】しぼったままの新しい乳。
広辞苑 第七版 2186Pより [発行所:株式会社岩波書店]
意味合いを見てみても、一般的に「生乳100%」などと書かれたものは加熱殺菌していない「せいにゅう」読みの意味合いが強そうです。
牛乳の定義
牛の乳汁。白色の液汁で、脂肪・蛋白質・糖分・ビタミン・無機質に富む。殺菌などを経て飲料として市販するほか、バター・チーズ、練乳・乳酸菌飲料など加工乳の原料。広くは加工乳を含めていう。ミルク。
広辞苑 第七版 750Pより [発行所:株式会社岩波書店]
広辞苑によると、殺菌されていて飲料として飲めたり、バターやチーズ等の原料になるものを牛乳といいます。
そもそも「牛」とつくので牛の乳に限ります。
つまり「生乳」と「牛乳」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- 生乳は「加熱殺菌などの処理をしていない牛や山羊などの乳」
- 牛乳は「殺菌等をされた牛の乳」
となります。
牛の乳でも加熱殺菌がされていないものは「生乳」と呼ぶことがわかりました。
コメント