「ティーカップ」と「コーヒーカップ」の違い、あなたは理解していますか?
意識せずなんとなく手持ちのもので紅茶やコーヒーを飲んでいる人は多いはず。
このページを読めば「ティーカップ」と「コーヒーカップ」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ティーカップの定義
紅茶茶碗。口が広目で取っ手のついた洋風茶碗。
広辞苑 第七版 1977Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ティーカップは紅茶を美味しく飲むための紅茶専用の茶碗であることが分かります。
紅茶は高温で抽出するため、冷めやすいようにティーカップは浅く口が広いのが特徴です。
また、紅茶はカップ内が透けて見えるため、内側に絵があるものが多いです。
コーヒーカップの定義
コーヒーを飲むときに用いる茶碗。上辺の開きが少なく、取っ手のついた洋風茶碗。
広辞苑 第七版 1017Pより [発行所:株式会社岩波書店]
コーヒーは低い温度で淹れるため、冷めにくいようにコーヒーカップは縦長でカップに厚みがあり、上下で幅の差がないのが特徴です。
また、コーヒーは色が濃いため、コーヒーカップの内側には絵がありません。
つまり「ティーカップ」と「コーヒーカップ」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ティーカップは「浅く口が広く、内側に絵があるものが多いのが特徴」
- コーヒーカップは「縦長で厚みがあり、口が広くなく、内側に絵が無いものが多いのが特徴」
となり、一見似ているものの、紅茶やコーヒーが一番美味しく飲めるように工夫された専用のカップであることが分かりました。
また、コーヒーに関する違いの記事をいくつかまとめています。
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