「アメリカンコーヒー」と「ブレンドコーヒー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも喫茶店やコーヒーショップで定番のメニューですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「アメリカンコーヒー」と「ブレンドコーヒー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
アメリカンコーヒーの定義
「アメリカンコーヒー」を広辞苑で調べると、「アメリカン」で掲載がありました。
アメリカン‐コーヒーの略。豆の焙煎を浅くし、薄くいれたコーヒー。
広辞苑 第七版 92Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「アメリカンコーヒー」は浅煎りで焙煎したコーヒー豆で薄くいれたコーヒーであることが分かりました。
「アメリカンコーヒー」は深煎りと比べてコーヒーの苦味やコクが少ないので、薄くて飲みやすく感じます。
また、「アメリカンコーヒー」は和製英語で、英語では「ウィーク(薄い)コーヒー」と言います。
戦後、アメリカ人が浅煎りのコーヒーを飲んでいたため「アメリカ人が飲むコーヒー」からだんだんと変化して「アメリカンコーヒー」と呼ぶようになったと言われています。
ブレンドコーヒーの定義
「ブレンドコーヒー」を広辞苑で調べると、「ブレンド」で掲載がありました。
ウィスキー・コーヒー・タバコなどで、味や香りをよくするために品種の異なるものを適当に配合すること。また、配合したもの。
広辞苑 第七版 2607Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ブレンドコーヒー」は様々な産地のコーヒー豆を混ぜ合わせて作られたコーヒーであることが分かりました。
複数のコーヒー豆を混ぜることで、それぞれの豆の特徴をうまく生かしたオリジナルのコーヒーを作ることができます。
その組み合わせは無限大で、一種類のコーヒー豆だけでは味わえない奥深い味わいを楽しむことができます。
つまり「アメリカンコーヒー」と「ブレンドコーヒー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- アメリカンコーヒーは「浅煎りのコーヒー豆でいれた薄いコーヒー」
- ブレンドコーヒーは「いくつかの種類のコーヒー豆を混ぜ合わせていれたコーヒー」
となり、「アメリカンコーヒー」は薄めの飲みやすいコーヒーであるのに対し、「ブレンドコーヒー」は数種類の豆をブレンドしたコーヒーであることが分かりました。
また、コーヒーに関する違いの記事をいくつかまとめています。
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