「レギュラーコーヒー」と「ブラックコーヒー」の違い、あなたは説明できますか?
どちらもカフェのメニューや自販機でよく目にする言葉ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。
このページを読めば「レギュラーコーヒー」と「ブラックコーヒー」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
レギュラーコーヒーの定義
「レギュラーコーヒー」を広辞苑で調べると、
(和製語)インスタント‐コーヒーに対して、挽ひいたコーヒー豆を使って浸出するコーヒー。
広辞苑 第七版 3121Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、「レギュラーコーヒー」は焙煎したコーヒー豆を挽いてから抽出するコーヒーであることがわかりました。
コーヒーの風味は、同じコーヒー豆でも焙煎の度合いや挽き加減(細かく、粗く等)、淹れ方や用いる器具などにより異なります。
なお、公正競争規約では、『「レギュラーコーヒー」とは、コーヒーノキの種実を精製したコーヒー生豆を焙煎したもの(=煎り豆)及び煎り豆にコーヒー生豆を加えたもの並びにこれらを挽いたものをいう。』と定義されており、焙煎したコーヒー豆またはそれを挽いた粉を指しています。
ブラックコーヒーの定義
「ブラックコーヒー」ではなく、「ブラック」で広辞苑に記載がありました。
コーヒーにミルク・クリーム・砂糖を入れないこと。また、そのコーヒー。
広辞苑 第七版 2591Pより [発行所:株式会社岩波書店
とのことで、ブラックコーヒーは抽出されたコーヒーに乳製品を加えず飲むものを指すことが分かりました。
ブラックコーヒーを注文すると、日本では砂糖もミルクも入れていないコーヒーが出てきますが、海外では砂糖が入ったコーヒーが出てくることが一般的です。
そのため、日本の飲み方は「ジャパニーズ・コーヒー」と呼ばれることもあるそうです。
つまり「レギュラーコーヒー」と「ブラックコーヒー」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- レギュラーコーヒーは「挽いた豆から抽出したコーヒー」
- ブラックコーヒーは「乳製品を加えずに飲むコーヒー」
となり、「レギュラーコーヒー」はコーヒーの製造方法による分類であるのに対し、「ブラックコーヒー」はコーヒーの飲み方による分類であることが分かりました。
また、コーヒーに関する違いの記事をいくつかまとめています。
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