「ショッピングセンター」と「ショッピングモール」の違い、あなたは説明できますか?
どちらも飲食店や雑貨店、映画館などが入っている商業施設ですが、両者に明確な違いはあるのでしょうか。

このページを読めば「ショッピングセンター」と「ショッピングモール」の違いがわかります。
広辞苑より
広辞苑 第七版で各言葉は次のように表現されています。
ショッピングセンターの定義
「ショッピングセンター」を広辞苑で調べると、
多くの商店が集中した区域や施設。
広辞苑 第七版 1474Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、「ショッピングセンター」はひとつの建物の中に複数のお店が入っている商業施設であるということがわかりました。
ショッピングセンターは規模によって以下の3つに分類されます。
・リージョナル型ショッピングセンター:店舗面積4万m2以上(総合スーパー・百貨店+大型専門店)
・コミュニティ型ショッピングセンター:店舗面積1万~3万5000m2程度(総合スーパー+専門店)
・ネイバーフッド型ショッピングセンター:店舗面積3000~1万5000m2程度(食品スーパー+専門店)


ショッピングモールの定義
「ショッピングモール」を広辞苑で調べると、
多くの小売店が集まった大規模な複合商業施設。大きなショッピング‐センター。
広辞苑 第七版 1474Pより [発行所:株式会社岩波書店]
とのことで、ショッピングセンターよりも規模の大きいものを指しているようです。
さらに、「モール」を広辞苑で調べると、
遊歩道。広義には、建物の内部に設計された遊歩のための空間も含む。
広辞苑 第七版 2901Pより [発行所:株式会社岩波書店]
という意味がありました。
よって、「ショッピングモール」とはショッピングセンターより規模が大きく、長い通路を挟んでお店が並んでいる商業施設であることがわかりました。
ちなみに、世界最大規模のショッピングモールは「ドバイ・モール」で、総面積約111万5000m2、屋内フロア約55万m2、小売店舗数約1200、屋内水族館やスケートリンク、映画館等を備えているそうです。

つまり「ショッピングセンター」と「ショッピングモール」の違いは?
つまりそれぞれの違いは
- ショッピングセンターは「建物の中に複数の店が入っている商業施設」
- ショッピングモールは「長い通路を挟んで複数の店が並んでいる、大規模ショッピングセンター」
となり、どちらも複合的な商業施設を指しますが、より規模の大きいものをショッピングモールと呼ぶということがわかりました。
また、ショップとストア、デパートと百貨店、スーパーとコンビニの違いについてもまとめています。
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